数日前に、母から「葉書」が届いた。
母は、昔から、かなり筆まめ。葉書やら手紙やら、いっぱい書いてくれてたけど、
最近は、携帯のメールのやりとりがほとんどなので、「あら、珍しい!」
ちょうど食事のしたく中で忙しかったので、ささっと斜め読みした。
文章を読むと、お友達と、どこやらおでかけしたと書いてあるので…
「あ、なるほど。スタンプも押してあるし、最近、どっかにおでかけして、
そこから葉書を出してくれたんだ」と思った。

しばらくして、もう一度読み直して……なんか、変……
母の文章の中に、「10年経って配達とのこと」って書いてあるし。
なぜか、裏面にも切手がはってあるし。

ダンナさん(風太パパ)にも見せて、聞いてみた。
「私達二人宛に、うちのお母さんから葉書がきたけど、これ、どういう意味かなぁ?」
じっくり葉書を見てくれて、スタンプの日付に気付き…
「わかった! これ、10年前のお母さんからだよ!」

そう、私は、大きな勘違いしてた!
山口で、2001年7月~9月に「きらら博」があり、
10年後に届く葉書…という
企画をやってたみたいで、母は、未来の私達にあてて、書いてくれたのだった。
母の自筆で、日付が書いていなかったので(書いておいてよ!・笑)、、、
私はうっかり、「今現在」と思ったけど、スタンプの消印は、2001年9月16日と
なっていた。正確には、今まだ7月だから、9年10ヶ月か…(笑)
勘違いに気付き、笑っちゃったけど、「今現在の葉書」と思えた事は、しあわせな事だと
気がついた。
「今」と勘違いする事のできない人も、いると思う。。。
10年前には葉書を出せたけど、今は、出せなくなった人もいるはず…
うちがもし被災地だったら、受け取れていないはず…
「もしも…こうだったら…」を考えると切りがないくらいあり得る。
10年という時間を経ている今も、母も私達も、変わらずに暮らせている事を
有り難く思い、じわじわとしあわせを感じる出来事だった。
このしあわせな気持ち…
あ、風太の気持ちよさそうな寝顔を見てる時と似てるかも♪

安心してぐっすり眠れること。健康でいられること。何気ない日常のしあわせ♪
いろいろな思いを胸に・・・母に、感謝 ☆
さっそく、母に電話したら、
私達あてに葉書をだした事をすっかり忘れていたよ。爆笑!
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葉書に、「お二人 元気で仕事に頑張ってるかな」など書いてあり、〆に、
「今よりも住みよい世界になっているように祈ります」とあった。
2001年9月といえば、「アメリカ同時多発テロ」直後だから、こう書いたのかな。
2011年の日本、住みよい世界になっていないのが、とてもつらい・・・(泪)